食べるだけじゃ届かない! 呼吸でゆるめる、梅雨の“内臓と自律神経”

こんばんは。
橘ミサヲです。
今日は全国的に雨でしたね。
気圧も代わり、体調が微妙…な方も
多かったかもしれませんね。
そういう日は、
少しお味噌汁の味を濃くしたり
自然な塩を少し舐めるだけでも
微妙な体調の助けになります。
一緒に本物のハチミツがひとすくいあると
なお、おすすめですよ〜
さて、今日も本題へ。
ここまで、
梅雨の見えないストレスや、
カビ、自律神経の乱れ、
そして「食べないケア」について
お話してきました。
「食べること」に意識を向けている方は
多いかもしれませんが、
実は、食べ物だけでは
届かない領域があります。
それが、「呼吸」。
今日は、そんな体と心を緩める
“呼吸のケア”についてお届けします。
■ 体の“ガチガチ”、実は内臓も?
肩や首がカチカチにこってる。
息が浅い気がする。
呼吸がうまく入らない…。
そんな感覚、ありませんか?
実はその“ガチガチ感”、
あなたが意識している筋肉だけでなく、
内臓も緊張しているかもしれません。
腸や肝臓、横隔膜のこわばりは、
私たちが思っている以上に
呼吸の深さや質、自律神経に影響します。
■ 呼吸が浅いと、腸の動きも止まる
呼吸はエネルギー代謝にも関係するため
呼吸が浅いと生体エネルギーの総量も
減ってしまい体ができる仕事量が減ります。
さらに、呼吸が浅い状態が続くと、
血流が悪くなり、内臓の動きも鈍くなります。
すると、
・便秘・下痢
・胃のもたれ
・疲れが取れない
・感情の浮き沈み
といった梅雨にありがちな不調にもつながっていきます。
梅雨のジメジメ、低気圧、湿気…
これらはすべて体をこわばらせるストレスです。
神経や感情、筋肉、内臓をギュッとさせるような緊張ストレスがあり、体がかたくなっていきます。
だからこそ、
呼吸で「ひらく・ゆるめる」ことが
大切になってきます。
■ 呼吸は「自律神経」を唯一自分で動かせるスイッチ
自律神経は、いじることのできない
神と道と言わます。
そんな自律神経を唯一
自分の意志でコントロールできるのが
“呼吸”です。
吸う息は、交感神経(ON・アクセル)
吐く息は、副交感神経(OFF・ブレーキ)
呼吸と自律神経は繋がっています。
だからこそ
呼吸を整えることで
自律神経のバランスも整います。
特に現代人は
「吐くこと」を意識して、
呼吸のリズムをゆっくり整えると、
・不安が落ち着く
・イライラが減る
・内臓がポカポカする
・腸が動き出す
そんな体感が出てくる方も多いと思います。
■ 梅雨におすすめ!呼吸の“スイッチ習慣”
忙しい人ほどおすすめなのが、
朝イチの「ひと呼吸習慣」。
起きたらスマホを見る前に、
ただ、5回ゆっくり呼吸してみてください。
ポイントは、
「吐く息を長く」すること。
吐く息を8秒くらいにして、
吸うのは自然に入ってくる分だけ。
これだけでも、
頭の重さや体のだるさが
少し軽くなるかもしれません。
■ 呼吸は“今ここ”に戻る魔法
呼吸は見えない側とのつながりでもあります。
呼吸に意識を向けると、
思考がストップして「今」に戻ってきます。
それは、体を整えるだけでなく
心のザワザワをリセットする力にもなります。
特に梅雨のように、
なんとなく不安定で、気分も下がりがちな時期。
「何かしなきゃ」より、
「ひと呼吸しよう」が、
ほんの少しあなたを整えてくれますよ。
食べること、飲むこと、眠ること。
それらすべてが
私たちの土台をつくっています。
しかし、それらをどれだけ整えても、
呼吸が浅く、交感神経が優位なままだと、
体は“安全ではない状態”だと感じます。
だからこそ、呼吸はとても大切です。
自律神経を過緊張をゆるめ
あなたを内側からほぐしていく
“とても静かで、でも確かな方法”なのです。
こうした小さな積み重ねが、
たった「3週間」で体の反応を変える
大きなきっかけになることもあります。
先日、開催していた呼吸のラボも3週間でしたがら
たくさんの変化の声をいただきました。
とはいえ、
自分ひとりでは続かない…
自分に何が合ってるかわからない…
やってみたけど、合ってるかわからない…
より効率的に取り組みたい!
という声も、ちらほら聞きます。
なので、近々、そんな方向けに
梅雨の不調をリセットし元気に夏を迎えるための
短期的な実践型のラボ?プログラム?を
準備したいな〜と思っています。
これからくる梅雨の季節
いつもの不調とおさらばして
元気に楽しく夏を迎えたい人は
是非、チェックしてみてくださいね。
あと、お腹のカビをきれいにしたい方も。
「どうにもならない」と思っていた不調も、
「どうにかなるかも」に変わるかもしれませんよ。
お楽しみに。
それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい。