MCTオイルってどうなの?

こんばんは。
橘ミサヲです。


セッションをしていると
たまに聞かれることがあります。


「MCTオイルはとっても大丈夫なあぶらですか?」
「MCTオイルを毎日飲んでるんですが…」


何事もそうですが
薬となるかは毒になるかは
その人の状態、量、期間によります。



MCTオイルは
すぐに体内で使われ
エネルギーに変わりやすいです。

そのため太りにくいのです。


だから、巷では
ダイエットやエネルギー代謝を上げる
といって人気です。


もちろん、その通りです。



MCTオイルの脂肪酸の組成は
中鎖脂肪酸といって炭素の鎖が短めです。
そのため、エネルギーに変わりやすいのです。


さらに、飽和度が高く酸化しにくいため
過酸化脂質といった炎症ゴミも
作られにくいです。


だから、あぶらの選択肢としてはアリです。



しかしMCTオイルは基本的に
加熱には不向きです。


だから、調理に使うというよりも
ドレッシングに使ったり
そのまま摂取したりという
使い方になるかと思います。



しかし、わざわざ抽出したあぶらを
せっせと摂取する必要があるのでしょうか?
しかも、毎日…


あぶらは、野菜やお肉
魚に含まれています
MCTオイルの中鎖脂肪酸も
食品に含まれています。


そして、MCTオイルは
腸粘膜の隙間をゆるめる作用があります。


栄養吸収が落ちているときに
MCTオイルで隙間をゆるめて
栄養吸収をあげたり
MCTオイル自体をエネルギー源にしたり
ということはできます。


しかし、それを
ずっと続けて良いでしょうか。


そもそも粘膜が緩んで
炎症を起こしているリーキーガットの人が
MCTオイルを使うのは良いでしょうか?



最近は、カラダの仕組みを理解せずに
一方向だけから物事を見て
商品が流行ります。


というか、流行りを作られています。
それが悪いわけではありませんし
それもまた、この世界の仕組みです。


でも、だからこそ
自分の健康は自分で
守っていく必要があります。


自分のカラダのチームリーダーは
自分であるという意識を持つことです。


そして
カラダのことを知らずに
一概にあれが良い
これが良いと選択するのではなく、

まずは、自分の軸を持って
選べるようになることが大切です。


そのためにも
カラダの仕組みや自然界の仕組みは
知っておきたいものですね。


今日は
わかりやすくMCTオイルは〇〇!
というお話ではなく
敢えて、問いかけを残す形の
ブログにしてみました。


現代人にはきっとあまり受けないw
けど、自分で思考することを
わたしは大切にしてほしいと思っています。


もっと詳しく自分のカラダの状態に合わせて
紐解きたい、知りたい!
という方はセッションもご活用くださいね!


それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい。