カラダは常にバランスを取ろうとする

痛みは、カラダが調和をとろうとした結果


痛いのはいや。
不快な症状もいや。
誰だっていやだよ。


でも、痛い!とか不調のサインは
身体が調和を取ろうとして生まれた結果。
取り除かれるべき問題である前に
あたなの身体が発している大切なサイン。


身体は常に最善で動いている。
何ひとつ間違っていない。



その動きが、
今のわたしにとって
ベストな動き。


痛みすらも
今のわたしにとって
最善の動きをした結果。



“わたし”の調和を保った結果が

その姿勢であり
その動きであり
その痛みであり
その不調なのだ。



カラダだけではなく
この世界は常にバランスをとろうとする。


どこかで晴れが続けば
どこかで雨が増える。
時間なのか場所なのか
どちらで帳尻合わせをするかわ
わからないけれど、必ずバランスをとる。


その調和は地球だけでじゃない
もっと大きなスケールだ。



カラダもおなじ。
このカラダを今の状態で
最善に動かそうとした結果
不快な症状がでているだけ。


だから無闇に変えてはいけない。
一部だけをみて変えようとする。
身体はまた調和をとろうとする。
他の痛みや症状が出る。


そうやって外側にいろんなものを
くっつけて、どんどん重くなる。


それでも身体は優しいから
“わたし”を守ろうと”わたし”の
バランスを取ろうとする。


外側にくっつけて重くなったら
バランスはとりにくくなる。
もっと大きな何かでバランスを
取らなければならなくなる。


そうやって
症状はどんどん重くなる。



あなたの身体は言ってるよ。


もう、外側にくっつけないでと。
最初から、”わたし”の中にあるよ。

それなのに、まだ外側にくっつけるの?
ますますバランスを取るのが難しくなっちゃうよ。
もっと、大きな声でSOSを出したらいいの?


と。



すべて繋がっている。
すべて。

私たちはそれを忘れがち。



だから、まず自覚しよう。

・体のつながりを感じなくなっていること
・体の声を無視しようとしていること


なにより、そういう自分のあり方に
気付けていないことを。



そして、まずは知ろう。
“すべてが繋がって動いている”


痛みをとることだけに意識が向いて
その繋がりを忘れてはいけない。


ここに気づかない限りは
いつまでたっても
根本治療をやったとしても
それは、対症療法。


わたしもここに気づくのに
だいぶ時間を要した。


今も忘れがちになることがある。


だから自戒も込めて。