ステロイド・ハイ〜飛行機の中で感じたこと〜
こんにちは。
ただ、今、鹿児島→屋久島の飛行機の中です。
色々ありまして、
本来3人で屋久島の地を踏むところ
なぜか、一足先に1人で屋久島入りします(笑)
みんなでちゃんと確認して
チケットを取ったにもかかわらず
一本早い飛行機を取っていた私。
しかも気づいたのは
飛行機出発の25分前。
あはは、本当に私ってどこまで行っても私です。
友達も驚きもしませんし
私自身も、驚かない。
もはや安定で、笑えてくる始末。
そして、ちゃんと乗り過ごす前に気づく
までが、私。
これはもう本当に
レメディ案件です。
そろそろ治癒させねばならない
あるいみ”病気”ですわ。
そんなこんなでただ今
一人で鹿児島から屋久島への空の上。
真っ白でーす!
そんな機内の雑誌に私の興味をそそる
タイトルのエッセイが
\ステロイド・ハイ/
これは読むしかないですよね。
読んでみると途中から
起承転結が見えてきて
うんうん、わかるよ〜と
患者さんのカルテにかかれる
看護師さんの記録を読んだ気分に(笑)
以下、ネタバレ含みますので
飛行機乗るかも!自分で読みたい!
と言う方は、ご遠慮ください(笑)
作者が原因不明の肺炎になり(コロナではない)
肺の炎症がひどく、でも原因菌が分からないため
抗菌剤は使えないと言う状態で苦しんでいます。
そこで使われたのが
\ステロイド/
作者は、スポーツ選手のドーピングに
使われる薬品との認識のようで
肺炎に効くことに驚いていましたが
医療現場では、
炎症に劇的に効果を発揮する
ステロイドは
こういった緊急時にはかなりの頻度で
使われます。
皆さんの身近な形だと塗り薬ですかね。
あとは、花粉症の時に鼻にシュッとする
スプレーや目が痒いとか腫れたとかの時の
目薬にも含まれたりします。
そして、この作者は、ステロイドの
大量投与の結果、熱も下がり
劇的に良くなったそうです。
が、ココで予想通り面白い展開に(笑)
作者は、病室から見える山が
ハワイのダイアモンドベットに見えたり
下に見える緑が
ワイキキビーチに見えたり
多幸感と高揚感に満ちていると言うのです。笑
数日間、躁状態。
世界が薔薇色に見えて
視界良好、嗅覚触覚は普段より敏感
食欲も旺盛で、なおかつ頭が妙に回転して
想像が飛躍し、次々と思い浮かぶ文章や
物語をメモしたそうです。笑
もちろん、これは、生きているので
決して、極楽浄土ではありません。
そう、ステロイドの副作用です(笑)
スポーツ選手のドーピングに使われるのは
身体活動を活発にし、精神を高揚させるからです。
他にも、血糖値の上昇
覚醒による不眠、息切れ
むくみ、など、数えきれない
副作用が出ます。
でも、この薬がなければ
この方は危なかったのは事実。
だから、現代医療との付き合い方は大切なのです。
作者も今こうしてこの出来事を
ネタにしてることを都合がいいと笑いながら
この薬の力を借りて
完結編の執筆にかかろうか。
いや、薬の力を借りて小説を書くなど
言語道断!!
と、こんなふうに考えるなんて
やっぱりステロイドハイ。
と最後は締められている。
ふふふ、おもしろい♡
実におもしろい。笑
わたし的、面白ポイントは
この方が、本当に執筆が好きなんだなと
伝わるところ。
こんな死にかけた体験
ステロイドの強力さと
恐ろしさもこうやって
エッセイという形で残している。
かなりの副作用があった中でだ。
ステロイド服用中の躁状態の感情や
その時の光景なんて、中々、あんなに
鮮明に覚えていない人も多い。
それなのに、それをきちんと
情景が浮かぶように
面白く、鮮やかにかかれていて
あぁ、プロだなぁ
自分の体験全てが”書く”に繋がっていて
生きるが、仕事になっているんだろうなぁと
素敵だなぁと思ったのです。
そして、ステロイドって
やっぱりすごいお薬です。
でも、魔法の薬ではありません。
必ず、副作用があります。
でも、命の危険がある時や
どうしようもない時は
劇的に効果を発揮します。
ステロイドのおかげで助かる命も
たくさんあります。
そう、ようは
使いようです。
便利なものは使いよう。
メリット、デメリットを知って
賢く付き合っていきましょう。
そんなふうに
病院に行く前にに知って欲しい症状と薬
というものがあります。
これも講義では
しっかりお伝えしていきますので
お楽しみに♡
とまぁ、こんなふうに
エッセイのタイトルに飛びついて
こうやって感想とステロイドについて
書いているわたしもまた職業病なのか
それとも、旅行ハイなのか(笑)
さてさて
とりあえずこの辺で♫
ではまた旅の様子も
書きたいと思います!