自分の中の違和感を無視しない
今日は、大好きな
エネルギー哲学講座でした。
そして最近、この哲学やヨガ哲学を知っていて
本当によかった!と思う出来事がありました。
知らなかったら、もっと
心の波が荒れるような出来事があったんですが
すぐに、ココに、自分の真ん中に
戻ってくることができました。
やっぱり、観察力大切ですね。
ちょっとした違和感にも
気付きやすくなりますしね。
そして、今日は
\お薬を飲むとお薬が増える不思議/
というか違和感…
について、お話しします。
ん?一瞬よく分からないですよね(笑)
高齢の方が飲まれているお薬って
たいてい、1種類ではないんです。
たーくさん飲んでる人がたーくさんいます。
その理由は大きく2つあります。
ひとつは、薬の副作用を抑えるために
薬が必要になるからです。
気づいていないだけで
こういうケースは沢山あります。
わたしもそんな患者さんを
たくさん、見てきました。
本人は、治ると思って薬を飲む。
けれど、その薬の副作用で
他の不快な症状が出る。
それでは、本来飲むべき薬が飲めなくなるので
その副作用を抑えるために薬を飲むのです。
わかりやすいのは
抗がん剤ですね。
嘔吐の症状が出るイメージありませんか?
近年は、だいぶ嘔吐の副作用は減りました。
これは、嘔吐の副作用の少ない薬が
開発されたというより
副作用の吐き気のコントロールが
しやすくなったということが関係しています。
(勿論、自覚症状の少ない薬も出てはいます)
吐き気、嘔吐を
また薬でコントロールする。
なんとなくイメージできますよね(^^)
抗がん剤なら、分かりやすいし
仕方ないと思うかもしれません。
でも身近にもあります。
ロキソニン飲んだことありますか?
痛み止めですね。
ロキソニンが処方されるときは
胃薬が一緒に出されます。
なぜなら、ロキソニンの副作用で
胃が荒れるからです。
他にも、ステロイド。
塗るイメージがあると思いますが
飲む場合もあります。
リウマチなどの自己免疫疾患や
難聴や、喘息、全身性の炎症など
幅広く使われるお薬です。
このステロイドは副作用が
ほんとーに多岐にわたります。
糖尿病、骨折、むくみ、高血圧、骨粗鬆症etc
ステロイドのために
予防としても沢山の薬を飲み
それでもなお、副作用が出てまた薬を飲む…
本来の病気に対して飲んでる薬は
意外と少なくて、その薬の副作用予防で
飲んでる薬がたくさんあるということです。
少し、変じゃないですか…?
だってずっとその薬の
飲み続けるのは、嫌ですよね、、。
そして薬が増えるもうひとつの理由が
生活習慣病をいくつも合併しているから。
生活習慣病は、糖尿病や脂質異常症とかですね。
本来は1つ何かしらの生活習慣病が出た時に
そのカラダからのSOSに寄り添って
根本からケアしていけば
そこでストップ、むしろその1つすら
改善されていたかもしれない
けれど、衣食住、生活習慣
思考の癖、感情の癖を見直すことなく
根本にアプローチせずに
症状を抑え込んでいるしまう。
それでは、症状を”治した”のではなく
“隠した”という言葉の方があっている。
目の前に汚れた水が流れる川があって
その目の前の水を取り除くのが
対症療法
でも、その川の水が湧き出る場所が
汚れていたらどうでしょう?
また、汚れた水が流れてきます。
そして、水の湧き出る場所を掃除せず
ずーっと放置して、もっと汚い水が
流れてくる。
カラダでも、同じことをしています。
やっぱり、これも違和感ありますよね。
だって、その最初の生活習慣病が
根本から改善されるのが理想なのに
逆に増えていく…という不思議。
勿論、薬を飲んだらいけない
というわけではありません。
時には、薬は救世主にもなり得ます。
その人に必要なタイミングで
使うことも時には必要です。
それを頑なに反対する方が
不自然なわけで、それで救われる
そういう患者さんも沢山見てきました。
だからこそ、便利なものは使いよう。
使い方、使い時、心持ちを
誤ってはいけないということ。
不調がある。
病気になった。
薬に頼ればok〜
ではイタチごっこ。
薬に頼るという選択をしても
あわせて、その根本の原因
水の湧き出る元にも
一緒にアプローチしていきましょう。
うまくバランスをとっていきましょう。
伝統医学や東洋医学はココが
が得意ですよ♡
現代医学とどちらも知って
うまく使いこなしていけると良いですよね♫
どちらかに偏るのもまた、不自然だから。
そういった自分の中にある”違和感”を
見ないフリしないでくださいね。
放っておくと大きくなっちゃうから…
その都度、今を観察して
違和感を取り除いていきましょう♫