ちゃんと、みよう。〜コレステロールは悪?〜

こんばんは〜
昨日は、久々に
\小麦祭り/でした〜!!


夫の誕生日ということで
リクエストに応えて、ピザを。
さらに、ケーキ…
おおお、小麦祭り(笑)


普段、小麦を避けているので
久々に大量に食べると、お腹いっぱい…
張ってる感じがすごくよくわかりました。


でもたまに食べるとやっぱり
美味しいですよね♡♡
今度また小麦の話をしますね。


今日は中年の男性でよく引っかかる健康診断の
検査項目と言えば
“コレステロール”


そして、このコレステロールは
閉経後の女性も検査値としては
引っかかる方が多くなります。


そうすると、
スタチン系のお薬を処方されて
コレステロールを下げようとします。
誰かが、定めた基準値におさめるために。


でも、そもそもなぜ
コレステロールが高くなるのか…
今日は、そんなお話をしたいと思います。


まず、コレステロール=悪!!
のイメージのある方が多いと思うので
コレステロールのお仕事を紹介します。


コレステロールは、私たちの体内で
こんな仕事をしています↓↓

・ビタミンD、ホルモン、胆汁酸の材料
・炎症を抑える仕事
・ストレス反応を抑える作用
・私たちの細胞の構造を安定させる仕事
・抗毒性物質作用
(難しいので、大切な物質とだけ認識してあとは、スルーでok)


そして、このコレステロールのほとんどは
必要に応じて、体内で作られます。
脂質が、コレステロールを上げる
イメージがありますが、本来
コレステロールは、食事中の含有量は
少なく、体の外からは入ってくるというより
体内で作られるほうが多いです。


もし、食事でコレステロールが増えているのなら
それは、その食事に、なにかしらの害があり
そのストレスに対抗するために
私たちの体内で、必要で作られています。


なので、卵は食べてもいいですよ〜
あ、もちろん、変なエサを与えていない
卵が望ましいです。


では、最初に話した中年男性で
コレステロールが高い傾向にあるのは、
お酒や仕事のストレス
食事中の酸化しやすい油
外食やお惣菜が多くなって
ホルモン剤を入れてるお肉 など
が、考えられます。


閉経後の女性でコレステロールが高いのは
生理が終わるので、生理のために作っていた
ホルモンを作る必要がなくなり
一時的に、余るためです。


コレステロールの8割は
体の中で必要で作られているもの。
つまり、コレステロール≠悪。
まずは、ココを知っておいてくださいね♪


その上で、健康診断で夫が
コレステロールが高いという結果を持って帰宅。

食事指導だけでなく、薬を飲むか迷った時
どうしましょう。


食事指導は体に害のあるものを
減らすという意味では
根本にアプローチできます。


きちんと、世の中の流行り廃りの
健康情報だけでなく、体のメカニズムと
その自分の中に取り込んだ時の働きを
知った上で選んでいけると
体は応えてくれます。


そして、お薬。
聞いたことのあるお薬かもしれないですね。
スタチン系のお薬が処方されます。


これは、コレステロールを作る過程を
ストップさせるお薬です。
なので、コレステロールは作られず
検査値は下がります。


もちろん、副作用はあります。
特にことお薬の副作用は300以上あり
少しでも副作用がでやると、ストップする
必要のあるお薬です。


でも、そもそもコレステロールを作るのを
ストップさせるのは、どうなのかな?
と思った人もいるかもしれませんね。


コレステロール≠悪
と言いました。


では、コレステロールが高い人は
体の中でなにが起きているのか?


現代医学では、脂が多いから
血管に詰まっているんじゃないか
という考え方をします。
なぜなら、動脈硬化が起きてる人の
血管をみたらコレステロールが沢山だったから!


あれ?もう一度、コレステロールの
お仕事を思い出してくださいね。
コレステロールは、体の中の
ストレスを減らしたり、炎症を消すために
作られています。
むしろ、体の中の炎症を消す火消しに
きてる消防士です。


それなのに、現代医学では
一部だけを切り取ってみているので


火事が起きている!
現場に駆けつけると、
いつもオレンジ色の服を着た
消防隊員がいる。
あいつらが放火犯だ!!!


って言ってるんです…
その現場しかみていない。
その消防士が何をしているのか
何のために駆けつけてるか
なぜ火事が起きているか
を見ていない。


コレステロールが悪者なのではなく
コレステロールが沢山出てこないといけない
体になっていることに目を向ける必要があります。


一部だけをみて、
原因と結果を入れ違えてしまう。
まぁ、人生でもたまにありますよね。


でも、それを体でやってしまうと
薬でコレステロールを下げ
本来、体を守るために出てきていた
コレステロールを減らし
火事の現場はそのまま放置
になってしまいます。


かと言って、
コレステロール高いけど気にしない〜
だってコレステロール≠悪だもん!


これは、違います笑
コレステロールが高いのは
体の中で、なにかストレスがあり
炎症が起きているという一つのサインです。


無視はせずに
食事や生活習慣を見直してみましょう。
その時、きちんとその食事が
自分の体のメカニズムや自然治癒力を
邪魔しないか?ココはひとつ選ぶ基準として
持っておくといいですよね。


こんな仕組みを知っていれば
健康診断の結果に一喜一憂せずに
でも、放置もせずに、安心して
“今”できることを選べるようになります。


あなたの体ですから。
チームリーダーはあなたです。


病院で言われたから
管理栄養士に言われたから


ではなく
一度、きちんと自分の体のことを知り
自立して自分で、その言われたことを
取り入れるか、取り入れないか
選べるようになると、
より健康であなたらしく、強くしなやかに
日々を過ごせるようになります。


体は資本です。
お薬だってお金がかかります。
特に、生活習慣病は、ずっと飲むケースが多いです。


どうせ使うのなら、メリット、デメリットを
考えて、自分が自分らしく元気になるために
賢く選んでいきたいですよね。


春の健康診断の多い季節。
少し自分の体の観察してみてくださいね。
数値から分かることもありますよ♫


では、今日はこの辺で。
私は明日から出張三昧です…笑
うん、がんばろう!!