高性能で愛おしい私のカラダ〜生理と更年期を整える〜

ここ数週間、ヨガの瞑想会
(別名:早寝早起きの会)
を開催しているのですが
瞑想ってやっぱり、いいですよね。

今にいる感覚
今にいないという事実 
の両方を感じます(笑)

ヨガは心、思考、体の面から
バランスをとることを得意とします。
0-100で、グレーが嫌い!な私は
バランスをとるのが大の苦手…

ヨガは私にとって
憧れるけど…なんか苦手なものでした(笑)
でも、体が変わっていく中で
思考や感情の癖が少しずつ変わり
気がついたら、ヨガが継続できていて
ヨガ講師の資格を取ってました。

おもしろいですよね。
今日は、同じバランスをとるのことについて
更年期や生理痛に関係する
“女性ホルモン”の観点から
お話をしたいと思います。

私たち女性は2つのホルモンの
絶妙なバランスをとり
毎月、体を大きく変化させていきます。

エストロゲンとプロゲステロン
エストロゲンは聞いたことがある人が
多いかもしれないですね。

エストロゲンのお仕事は
・細胞を作り増やすこと
・細胞を壊すこと

プロゲステロンのお仕事は
・体を保護すること
・休息すること

もう少し、女性の体目線で書くと
エストロゲンのお仕事の一つは
女性らしいカラダを作ること
(排卵や生理を起こすことも)
プロゲステロンのお仕事の一つは
妊娠を継続させること

エストロゲンが良いものだから
沢山摂ったほうがいい!
と思われてる方が、いらっしゃいます。

それは、エストロゲンが
女性らしい体を作る作用があるためですね。

だから、同じ作用がある
イソフラボンの大豆とか化粧水とかを
積極的にとったります。

確かにエストロゲンは
細胞を作り増やすので
お肌がツヤっとしたりします。

しかし、エストロゲンは
“壊す”もお仕事です。
たとえば、排卵というのは
卵胞を破って卵子が飛び出ます。
この時の”破る”という壊す仕事は
エストロゲンが担います。

だから、排卵前は
エストロゲンが多くなります。
そのエストロゲンの量を見て排卵日を
特定するのが、排卵検査薬です。

細胞を作り、増やすだけでなく
同じように壊すことも仕事。
これを、私たちの体感としてみるなら
“炎症”を引き起こします。

エストロゲンが過剰になると
炎症が起きやすくなります。
もちろん、私たちにとって
大切なホルモンです。

しかし多すぎると
生理痛や更年期が辛くなったり
子宮内膜症になったり
蕁麻疹が起きたり
四十肩やリウマチになったり
シミの原因になったり

軽い炎症から重たい炎症まで
引き起こす種になります。

逆にプロゲステロンは
体としては、保護やリラックスの方に
傾きます。

なので、生理前に体温が上がり
栄養や水分を溜め込むので
浮腫みやすくなったり
眠くなったりします。

この2つは、どちらも
私たちの体を動かすための
大切なホルモンです。

どちらか一方だけが多ければいい
というものではありません。

バランスがとても大切なのです。

現代の環境は、偽エストロゲン
というエストロゲンに似たものを
体に取り込みやい環境のため
エストロゲンが過剰になりがちです。

そこに、体にいい!と思いさらに
大豆を沢山食べて、エストロゲンを
増やすのは、エストロゲン過多になる
可能性が高く、女性ホルモンのバランスを
崩す原因になります。

〇〇が良い!
というイメージ。
それも、もちろんあってます。

けど、
物事は一方面だけではないこと
いつも万人に共通ではないこと
逆から見たらどうかな?
今の私が取り入れたらどうかな?

と少し
疑問を持ってみると、大きく偏ることは
なくなると思います。
(あ、以前の私はすっごく偏ってました笑)

大豆美味しいですよね〜
私も好きです。

なので、
健康に良い、女性ホルモン活性化!
と思って、積極的にとるのではなく

大豆をおいしいな、好きだな
と、嗜好品としてとる感覚で
選ぶのが私のオススメです。

私たちの体で作られ分泌される
女性ホルモンは、一生で
ティースプーン1杯

これを毎月で割ると
ものすごく、少ない
『・』この点よりもきっと少ない

そのくらい極わずな量を
無意識に絶妙なバランスで調節してる
私たちの体って、すごくすごく
高性能で、愛おしいですよね。

だからこそ、そんな愛おしい
カラダのメカニズムを
邪魔することなく
サポートしてあげられると
いいですよね♫