咳が止まらない…お薬どうする?
昨日、面白い本を見つけてついつい夜更かしを
してしまいましたーー(笑)
夜更かしは良くないですね、、、
ホルモンバランスとか
自律神経とか
免疫機能とか
すべてに影響してきますからね笑
お肌のハリだってなくなっちゃう!
今日は早く寝ようと思います☺︎
さてさて、今日は地味に辛い咳について
お話ししようと思います。
そもそも、咳ってなぜでるのでしょう。
私たちの身体には、外部から敵が侵入しないように
優れた防御システムが備わっています。
その第一の砦となるのが、粘膜や皮膚です。
イメージしやすいものだと、鼻毛や喉の粘膜です。
異物が入ってきたときに、
鼻毛でキャッチして鼻水やくしゃみで追い出したり
喉の粘膜や肺まで続く気管支でキャッチして、
痰や咳として排出します。
内側の肺に入らないように、その前に防御するんですね。
咳は
何かしら異物が入ってきたときや
気道の粘膜が炎症を起こしたときや
冷気的な刺激を受けたり
心理的な刺激を受けたりと
さまざまな影響で、誰にでも起こります。
咳が出ると、体力を消耗し、辛いですが
咳自体が悪いわけわけではないんです。
なぜなら、咳は異物を外へと追い出すためのシステムだから。
必要で、咳が起きているという見方もできるわけです。
ついつい、子供が咳をしていると見ているお母さんは
辛く、いたたまれなくなったりして、お薬を使おうかな?
と考えるかもしれません。
ですが、一旦、ストップです。
咳が、異物を追い出すためのシステムであるなら
咳止めのお薬を使うとどうなるでしょう?
出したかった異物を出すことができません。
咳止めのお薬は、咳を止めてはくれますが
咳が出る原因の異物の排除であったり
粘膜の炎症を抑えたり
心因的なストレスを取り除いたりはしてくれません。
私は、小児喘息気味だったので
昔から体調を崩すと、よく咳をしていました。
喘息は治っても、大人になって風邪をひくと
咳が悪化して、大人喘息じゃないかと言われたこともあります。
だから、咳の辛さは、よーーーくわかります。
それでも、咳止めはあまり使わなくて良いと思っています。
咳止めのお薬を使うとき、、、
それは、咳が続いて、何日も夜も眠れず
体を回復させる体力が奪われているとき。
その時、はじめて
咳止めが一つの選択肢として上がってくると思います。
そして、薬以外のお手当があることも知っておいてくださいね。
そもそも、風邪をひいた時
咳はどのくらいで治ると思いますか?
鼻水や熱のように2-3日で治るものではありません。
鼻から肺につながる気道という管に炎症が起こると
意外と修復に時間がかかるためです。
医学的な分類から見ても
急性の咳でも、3週間ほど
慢性の咳は、8週間以上
と言われています。
どうでしょう?
“急性”というわりに、意外に長いなと感じましたか?
そう、咳は思ってるより長引くのが”普通”なんです。
(勿論、炎症まで起きてなければ早めに終わることもあります)
咳止めの薬を使ったからといって、この治るスピードが
変わるわけでもなく、医師も明日回復するか、3週間後か、
分からないのです。
でも、普通の咳がこのくらいかかるよー
と知っていれば、そこまで不安にならないと思います。
「咳が10日も続いてるから、、、慢性の咳、喘息とかになっちゃうかも」
というような不安をかかえずに、適切なケアをしながら
「3週間くらいはからかるかなー」と様子を見ることができます。
そして、咳には、薬で止めてはいけない咳があります。
啖が絡むようなら気道がゼイゼイなるような湿った咳です。
呼吸困難になるリスクがあります。
なので、お薬を選択する場合でも
市販のお薬を自己判断で飲んだり
子供に飲ませることはオススメしません。
そんなふうに、知っているだけで
不安になって、とにかく何か行動する!
ということが減ります。
不安で行動すると、また不安になりますから。
咳の音や呼吸をよーく観察しましょう。
そして、保湿をしたり室内の空気をキレイにしたり。
粘膜のケアで、蜂蜜やすりおろしのリンゴを
食べたりもいいですよね。
空気の通り道ということで、穴の空いている
レンコンなんかもいいですよ。
お子さんの咳を観察して、その咳の様子や状況によって
病院受診のタイミングをみることもできます。
咳するお子さんが心配でみてるのが辛い!不安!
という気持ちに寄り添う、お母さんのためのケアもあります。
講義では、もう少し具体的にここら辺も
お伝えしていこうと思います。
まず今日は、咳を無理やり止めないこと
出したいものがあって咳が出てること。
あるいは、咳で寝れない日が続く場合は
薬も選択肢の一つになること
薬以外の選択肢もあること
知ってもらえたら嬉しいです。
これから、梅雨にかけては
自律神経が乱れやすくなるので、いろんな
不調が出やすくなります。
少しずつ、自分を整える知恵を
身につけていきましょう♪
それでは、今日ははこの辺で。
明日は土曜日ですね、良き1日を。