ミツバチを通して発達障害をみる
こんばんは。
ハニーセラピストの橘ミサヲです。
今日、ミツバチのお世話にいったら
花粉を体にたくさんつけて帰ってくるミツバチが
とても可愛かったです。
わたしがお世話している
ミツバチの行動範囲は
農薬の使用が不可のエリアなので
花粉や花蜜をとっても農薬の害はありません。
しかし、日本では
沢山の農薬が使われているため
ミツバチにも大きな影響が出ています。
特に「ネオニコチノイド系」の農薬。
この農薬が世に出てから
ミツバチの群が崩壊するという
奇妙な出来事が立て続いたのです。
同じように減っている
生き物はたくさんいます。
例えば、トンボとか。
ネオニコチノイドは、
神経系に作用する毒です。
そして、抜けにくく体内に溜まりやすいのです。
ミツバチは高性能なGPS機能を持っています。
そのため、2-3キロ先まで蜜を集めに行っても
ちゃんとお家に帰ることができます。
しかし、神経系がやられてしまうと
この機能が壊れてしまうので
お家に帰ることができなくなります。
外勤蜂が帰って来れずに
赤ちゃんや女王蜂の餌がなく
家族が崩壊してしまうのです。
これを蜂群崩壊症候群といいます。
もちろん理由は、農薬だけでなく
・栄養不足
・ストレス
・異常気象
などもあります。
あれ…?
これ、人間も同じだと思いませんか?
その通りです。
農薬のリスクは人にもあります。
基準値だから大丈夫。
いやいや、、、
たしかに、短期間で見たらそうですが
それが溜まっていったらどうですか?
もちろん、身体は解毒機能があります。
だから、元気で栄養素も足りていて、上手に使えるような
エネルギーがあり、滞りのないカラダならば
そういったゴミは解毒されていきます。
しかし、すべてを常に解毒できるほど
元気な現代人はいるのでしょうか。
これだけゴミやストレスにまみれた現代では
なかなか難しいです。
溜まった農薬は、さまざまな
病気のリスクになりえます。
中でも近年、目立つのが発達障害です。
農薬自体が脳や神経系に影響があるため
発達段階の子どもにとってはとくに
影響が出やすいのです。
さらに、農薬の解毒に使われる栄養素が
ミネラルです。
そのため、農薬の解毒のために
ミネラルを消費してしまい
通常の活動で使うミネラルが
足りなくなってしまうのです。
ミネラルは、カラダの中の仕事の指令が
スムーズに通るための調整役です。
ミネラルが不足すると
カラダの中の指令が通りにくくなります。
これも発達障害に拍車をかける理由です。
米ハーバード大などは
有機リン系の農薬を低濃度でも
注意欠陥・多動性障害(ADHD)
になりやすいとアメリカの小児学会で発表しています。
では、どうしたらいいの!!
という話になります。
一発逆転!みたいな魔法はなかなかないですが
暮らしの中で整えていくことはできます。
まずは入れないことです。
農薬をなるべく減らした生活を
意識したいところですね。
いきなり、100を目標にしないでくださいね。
そんなの、一生、無理ですから(笑)
まずは、少しずつでいいです。
いきなりたくさんは無理でも、
ひとつずつ暮らしの中の選択を
変えていきましょう。
中でもまずは、お米。
毎日食べるものですから。
ここから、減農薬のものや無農薬のものに
変えていけると効果は出やすいです。
そしてもうひとつは
ミネラルをしっかり摂ることです。
ただ、これはカラダの状態を知り
並行で他の部分も整えてやらないと
逆にカラダに害になることがあります。
なので、まずは塩を自然塩に変えて
お料理でつかったり
朝に水と一緒にして飲んだり
疲れたとき舐めたり
ここら辺から始めてみるのが良いです。
農薬を減らすという選択は
わたしたち人間だけでなく
生き物を守ることでもあります。
是非まずは、
暮らしの中で少しでもいいので
農薬を避ける選択をしてみましょう。
“お庭に除草剤を巻かない”
これも立派な人間と生き物を守る
ひとつの選択肢ですよ。
それでは、今日はこの辺で。
またね〜