待つ力を育む
こんばんは。
橘ミサヲです。
今日は、長期講座
科学と魔法のマインドセット5期の
3日目でした。
生化学、食文化、自然環境
いろんな角度から
「健康の流行り惑わされないための杖」
をお渡ししました。
講座も今日で折り返し地点。
少しずつ、共通言語が増えて
伝わることが増えてきた感覚があります。
それぞれの中で、講座で学んだこと
これまで体験してきたこと
世の中で疑問に思っていたことが、
繋がってきて腑に落ちていく様子が
わたしも嬉しいです。
そして、今期だけでなく、過去も含めて
講座生のみなさんをみていて思うのは、
【待つ力】を育むって大切だなということです。
講座中、講座生の方がご自身の中で
絡まった糸が溶けていく瞬間をよく目にします。
すると、ひとつ視野が広がった場所から
健康という世界を眺めることができます。
安心感がグッと増します。
狭い視野は、パニックを起こしやすいです。
その安心感が
「待つ力」に変わります。
何を待つのか。
自分のカラダの変化です。
あるいは、お子さんの ですね。
症状があって辛いとき
早くなんとかしたい…
そう思う人がほとんどです。
目の前の辛い症状に意識がとられ
とりあえず、この症状を消したいと思い
試行錯誤します。
症状は消えます。
しかし、その症状の根本原因は
消えていません。
だから、また起きます。
あるいは、別の部位でSOSが出ます。
カラダは間違えません。
間違ったこと、邪魔をしなければ
カラダは今ある最大限を活かして
治ろうと働きます。
でも、それはあなたが思うより
ゆっくりなことが多いです。
現代は、多くの人が薬を使い
スピーディーにカラダに仕事をさせ
症状を抑えてきています。
これに慣れてしまっています。
だから、なおさら
自分で治ろうとする力を待てないのです。
そんなときに俯瞰する力を持っていれば、
自分のカラダを知っていれば
安心感が生まれ、待つことができます。
待つ力=カラダを信頼する力
待つ力=俯瞰してみる力
待つ力があれば
自分のカラダがその症状を鎮火していくこと
を待つことができます。
もっというと、症状が起きる原因に
カラダがアプローチしていくのを
待つこともできます。
待つのは、しんどいです。
まだ、何か〇〇するという
行動が伴う方が人は楽です。
でもその良かれと思ってやったそれが
カラダが治る力を邪魔しているケースが
結構あります。
だからこそ、
安心して待てる力を持ったとき
体質改善のスピードはグッと上がるのです。
今日、メールで過去の講座生の方から
こんな報告がありました。
お子さんの不調に対し、
抗生物質を使うかを考え、夫婦で話し合って
今はまだ使わない、本人の治癒力を待つ
選択をしたという報告です。
使う 使わない
どちらの選択をしても良いです。
でも今回感じたのは
「待てる力」が身につくと
強いなということです。
待てる力=カラダを信頼する力
待てる力=俯瞰してみる力
是非、育んでいきたいものですね。