来年の体調に響く10月だからこそ、やってほしいこと
こんばんは。
ハニーセラピストの橘ミサヲです。
今日から10月でしたね。
わたしは毎年、10月に手帳を新しくします。
だから、10月スタートの手帳を選びます。
今年もCITTA。
ズボラなわたしでも使えるお気に入りです。
さてさて、今日から10月。
にもかかわらず、
日中33度とかになる名古屋。
夜は、25度とか。
うーん、これは大変
身体にとっては辛いですね。
この時期は、絶対に
体調を崩したくない時期です。
一見、もっと寒くなる季節の方が
要注意!って感じがしますが
秋の方が要注意です。
ということで
この秋を元気に過ごすために
簡単にできる杖をお渡しします。
特に今、何かしら不調があるのなら…
是非、これをやってください。
\よく噛むこと/
うわ。出た…
えーそんなこと?
あーわかってるけど…つい
そんなんで変わらないよ…
噛まないほうが美味しい
えー時間かかるー
などなどいろんな声が
聞こえてきますね。
まぁ、これらすべて過去の私が
感じていたことですが(笑)
そんな私ですが言わせてください。
噛むことを馬鹿にしてはいけません。
“噛む”が大切な理由は大きく2つ。
①消化のスタートだから
②噛むことで身体の電気のシグナルが
スムーズに流れるから。
②だけでも、数日の講義ができそう
かつ、ちょっとメカニズムを話すための
共通言語が必要になるので今日は割愛です。
①についてお話しします。
咀嚼は、消化のスタートです。
そもそも、消化とはなんでしょうか?
答え:
消化とは、食べ物から、エネルギーと栄養素をとり出す行為。
私たちは、体内ですべてを
作りだすことはできません。
その代わり、食べ物からエネルギーや栄養素を
取り出して、身体を作ったり、活動をしたりと
命をつないでいます。
消化は生きていくために
大切な生命活動です。
すべての生物は、
消化器系からスタートしています。
消化器系のスタートは、口です。
噛むことで、食べ物を唾液と混ぜて
分解していく作業です。
噛むことが、消化のスタートです。
ここがサボると、
すべての不調につながります。
特に胃腸さんは、中間管理職です。
上司と部下に挟まれて、つらい立場。
上から、でっかい食べ物がどんどんやってくる…
でも、下には、ある程度、細かくして
量を分けてしか送れない…
さらに、日々
自然ではない加工度の高い
対応しにくい食べ物が入ってきたり
冷たい飲み物が流れてきて
体力を奪われたり…
ストレスたまりますよね。
胃腸さんを労働環境を守るという意味でも
口での労働をサボらないようにしましょう。
他にも、文句を言いたいであろう
臓器はありますよ。
大腸と小腸です。
きちんと噛まずに未消化のまま
消化器系を通ってきてしまうと
最終、大腸にて悪玉菌のエサになります。
結果、腸内環境のバランスを崩します。
特に、未消化の多糖類は大腸菌の餌になります。
これにより、本来、いるはずのない
小腸に菌が繁殖する
「小腸細菌異常増殖症SIBO」
が起きやすくなります。
これにより栄養の吸収阻害だけでなく
毒素の放出が起きて体内で炎症が加速します。
たかが、咀嚼。
されど、咀嚼。
馬鹿にしてはいけません…
痩せたいひとも
まずは、これからですよね。
わたしも噛むのは得意ではありません。
噛まない方が美味しい気さえする…笑
しかし、それはわたしの頭の声です。
身体は、噛んでくれって言ってます。
そのサインが何かしらの不調や体重や便通や
舌やらいろんなところに現れます。
食感を味わうなどの醍醐味もあるので
すべてを完璧に、とは言いません。
美味しく飲み込むタイミングがあるのも
知っています。
だからと言って噛まなくいいわけでは
ありません。
日頃、噛んでないなと思う人は
自分の中でバランスをとりながらでも
今より少しでもいいので多く
噛んでみてください。
数字にするなら
最低30回。
健康な人もです。
でも、それはあくまで目安。
柔らかいおうどんや豆腐とお肉が
同じ回数なわけないですしね。
まずは炭水化物と肉から
とかでもいいです。
回数を数えるのに意識が向きすぎて
食事が楽しめないとか
味が美味しくなくて飲み込めないのも
続かないので、気楽な気持ちで
まずは1回でも多く。
ただ、何か体に不調があるなら
治療だと思い、50回くらい噛むのも
ひとつです。
美味しいものがたくさんの秋。
身体は冬に備え、栄養を蓄えようとします。
汗もかかなくなり、水分が消化液にまわります。
食欲の秋ということです。
そんな季節だからこそ
体調を崩したくない今だからこそ
いつもより、”噛む”を意識してみましょう。
噛むのが苦手な自分への
自戒を込めて…
是非、まず1週間、一緒に
「いつもよりちょっと、よく噛む生活」
スタートしませんか?
それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい。