便利なものは使いよう〜腸内細菌を乱す薬ベスト4〜
こんばんは。
ハニーセラピストの橘ミサヲです。
今日は以前の職業柄っぽく
薬のお話をしたいと思います。
私たちの細胞の数よりも
菌の数が多いと言われるほど
私たちは、たくさんの菌と共生しています。
とくに腸には、いろんな腸内細菌が
住んでおり、私たちの健康に大きな影響を
与えています。
そんな腸内細菌は
不規則な生活リズムや寝不足
ストレスなど色んな要素で
バランスが崩れます。
その中でも、より強力に腸内細菌の
バランスを崩すのが薬です。
今日は、そんな薬の中で
腸内細菌を乱すベスト4をご紹介します。
\腸内環境を乱す薬ベスト4/
①抗生物質
これは、言わずもがなですね(笑)
細菌の感染症の治療に”は”
効果的に作用する抗生物質。
この薬によって救われた命も
たくさんある一方
服用によって腸に住む腸内細菌たちも
大量に死んでしまうことがわかっています。
便利なものは使いよう。
使いどきを見極めて使いたいものですね。
②胃酸分泌抑制剤(プロトンポンプ阻害剤)
胃酸を抑制するお薬です。
こちらは、胃潰瘍や逆流性食道炎に
使われるお薬です。
胃酸を抑制することも
ちょっと嫌…なのですが、
それだけでなく
菌が住んでいないはずの小腸での
細菌の増殖を促してしまうリスクがあります。
つまり、SIBOの原因になります。
③メトホルミン(糖尿病の薬)
これは、大腸の中でグラム陰性菌を
増やすと言われています。
菌のバランス崩れてしまうので
排泄物は、臭くなりそうですね…
④下剤
浸透圧性下剤が、腸内細菌に短期および
長期の影響を与える可能性があると
言われています。
試験管レベルで1,000を超える
市販薬を調査した研究では
その24%が腸内細菌の増殖を
阻害することも報告されています。
他には、SSRI(抗うつ剤)・ステロイド剤
なども、腸内細菌に与える影響が
強めの薬です。
どんな薬も
メリット・デメリットがあります。
使う際は、そこら辺を考えて
メリット>デメリットになったときに
使っていきたいですね。
そして、その判断は
自分が決めるものです。
誰かに言われたとしても
自分が納得して使うのなら
どちらの選択も今の自分にとって
ベストです。
そのためにも、薬や病気のこと
自分の身体のこと
少しずつでも知っていきましょう。
そしたら、安心して選択できますし
薬以外の選択があることも分かりますし
薬を使ったときの、リカバリーもできます。
身体のチームリーダーは自分です。
是非、優秀なチームが組めるように
少しずつでも知ってみてほしいなぁと
思っています。
そのためにも私も色んな角度からの
なるべく偏りのない情報発信を
心がけたいなぁと思う次第です。
そして明後日は長期講座1日目。
それぞれ講座際の方が
そんなチームを作れるようなサポートも
半年かけてしていきたいと思っています(^^)
それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい〜