乳製品からみる”人間と土地の切っても切れない関係”
こんばんは!
ハニーセラピストの橘ミサヲです。
今日は、仕事後に友人と
アフタヌーンティーに行ってきました。
名古屋の中では1番のお気に入りのカフェで
生クリームも本物に近く美味しいです。
日本では、外食で本物の生クリームって
中々食べれないので、気に入ってます。
今日は、生クリームを味わいながら
ぼんやり考えていた
身土不二(しんどふじ)という考え方のお話です。
身土不二(しんどふじ)
「身と土、二つにあらず」といういみで
人間の体と人間が暮らす土地は一体で、
切っても切れない関係にあるという意味の言葉です。
簡単にいうと、
自分が住んでいる土地のものを食べるのが
身体にとっても、地球にとっても良い
みたいなイメージです。
地産地消を推奨する理由ですね。
わたしは、海外に行く度に
この考え方を痛感します。
春にフランスに行きました。
フランスといえば、乳製品。
バター、生クリーム、チーズ
どれも、日本とはレベルが違います。
質がとてもよく、美味しいです。
それは、与えているエサの違いだけでなく
牛や山羊が育つ土壌、エサが育つ土壌が
違うからです。
そういった乳製品が
手に入りやすい環境だからこそ
フランスの方はたくさん乳製品を食べます。
私もたくさん食べました。
日本にいる時より断然多く摂取していました。
しかしここで疑問がありました。
それは、こんだけ乳製品をとっていたら
マグネシウムが不足して、
疲れやすくなったり便秘になりそう…
という疑問です。
本物の質の良い乳製品に多く含まれる
飽和脂肪酸(酸化しにくい脂)がメインなので
身体にとっては使いやすい脂です。
しかし、飽和脂肪酸が多いと
代謝の関係でマグネシウムが
不足する傾向にあります。
そのため、日常的にたくさんの
乳製品をとるフランス人は
マグネシウム不足しないの?と
思ったわけです。
しかし、私自身もまったくそんなことはなく
むしろ便通も体調もお肌も日本にいる時より
断然よかったのです。
ここから少し観察が始まります。
何かでそのマグネシウムを補っているのかな?と。
そしてそれは、きっと
日常的に摂取するものだろうと思いました。
その中で私が、
あ、これだ!と思ったのが
水です。
ヨーロッパ、フランスの水は硬水です。
日本の軟水に比べてマグネシウム量が
多いのが特徴です。
つまり、土地柄
乳製品が豊かでよく摂取するけれど、
普段の飲む水にマグネシウムが多いので
うまくバランスが取れているのです。
まさに、身土不二(しんどふじ)。
「身と土、二つにあらず」といういみで
人間の体と人間が暮らす土地は一体で、
切っても切れない関係。
日本に住む日本人にとっては
岩塩より海水塩の方が向いているのも
同じような理由です。
そんなふうにわたしたちは
自分たちが住む場所とも繋がっています。
だから、誰かの良いが自分にとっても
100%良いかは分からないのです。
何か有名な人が〇〇が良いといっても
それが今の自分にいいかは
住む場所によっても変わることがあります。
海外に行くと、
いつもの暮らしとかわるので、
よりこの感覚をハッキリ感じて
ニヤニヤしちゃいます。
面白いですよね。
身土不二
地産地消
是非、日本の中においても
少し意識できると良いですよね。
その土地に昔からある調理法や
郷土料理ってやっぱり意味があります。
日本人はそうやって知恵を文化の中に
散りばめていますから。
そんなことも大切にしていけたら
暮らしは豊かになって
気がついたら身体も整っていますよ。
それが、暮らしを楽しみながら
身体を整えるコツのひとつですよ♡
皆さんの住む場所の
郷土料理や食事の特徴があれば
是非教えてください♪
それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい〜