これまで風邪も目立った病気もなかったのに…
こんにちは。
橘ミサヲです。
今日は、私が会社員で
製薬会社にて薬の治験に携わってたころの
お話をしたいと思います。
治験というのは、医薬品が
市場に出る前に、実際に患者さんに投与して
効果がどんな感じか?
安全性は問題ないか?
と、調べる試験です。
ここも、いろいろ内緒話があるので
リアルやオンラインで会ったときに
是非聞いてくださいね笑
私のメインのプロジェクトはいつも
“癌”のお薬でした。
そのときに、よく目にするワードがありました。
それは、患者さんの
これまで、風邪を引いたりしなかったのに
これまで、なんの病気もなかったのに
という、言葉です。
私も、この部署に移動したばかりの頃は
そうかー…なんでだろうなー
やっぱり癌は、遺伝なの?
とか、思っていました。
が、ホリスティックな視点で
(統合医療のような全体をみる広い視点)
その言葉を、捉えた時に
あぁ、違った。
別に、癌も急になるものではない。
と、思ったのです。
どういうことか?というと
①抑制しすぎて出せなかったパターン
②エネルギー不足による
自律神経と免疫のアンバランス
③自分の感情を無視してきたパターン
今日は②のパターンについて
少しお話します。
このパターンは、
まずエネルギー不足から始まります。
エネルギーは、生体エネルギーのことで
私たちの身体を動かすために必要なものです。
生体エネルギーが不足すると
身体はピンチ!となって
コルチゾールを出します。
コルチゾールはストレスに対抗する
ホルモンですよね。
このコルチゾールが出続ける状況は
身体にとってとってもネガティブな状態です。
自分の身体を壊してエネルギーに変えていく
というスイッチが入ってしまいます。
さらに、自律神経と免疫が
アンバランスになっていきます。
自律神経は
戦う神経(交感神経)と
リラックスの神経(副交感神経)のことで
私たちにとって大切なシステムです。
免疫は、身体の外からくる敵を排除したり
内側にいる敵を排除するシステムです。
自律神経が狂うと
うまく、免疫が作動しなくなります。
その結果
同じ敵でも、風邪の菌は対処してたのに
癌はほったらかしてた!
みたいなイメージのことも起こりえます。
そうすると…
これまで風邪をひいてこなかった!
のに、急に癌になった!
みたいな現象が起きたりするわけです。
でも、自律神経が乱れる時点で
いや、もっと前のエネルギーが不足する時点で
身体には違和感があったはずなのです。
疲れやすいなー
不安になりやすいなー
イライラしやすいなー
朝スッキリ起きれないなー
寝つき悪いなー
呼吸が少し苦しいなー
我慢しすぎる性格だなー
とか。
その段階で、ケアしていく。
これが、とても大切です。
私たちの身体は常に一定ではありません。
常に、ゆらぎがあります。
だからこそ、
その揺らぎを観察して
身体の声を聞き
適切にケアしていくことで
ずっと仲良くしていくことができるのです。
自分の当たり前に使っている身体
大切にしてあげてくださいね。
適切に手をかければかけてあげるほど
(↑甘やかすのとは違う)
応えてくれますよ。
それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい〜