新生活を迎えたお母さんに知ってしいカラダのケア

先日は、金沢での仕事のため、
実家の福井に帰省していました。


朝、駅までぷらぷら歩いていると
綺麗な葉桜を見かけました。
その奥を歩く、母校の制服を着た女子高生のグループ。


身体の感覚は、
一気に18年前の春にタイムスリップです。
ギュッと胸を締め付けられ、少し息苦しい感覚。
身体全体に圧がかかったような感覚。
その感覚で思い出したことがあるので、書いておきます。



春のこの時期は、生活が大きく変わる方々も
多いと思います。
お子さんのことを思う親御さんも多いと思います。


この時期、ぜひ気をつけてもらいたいことがあります。
それは、エネルギーの枯渇を起こさないことです。


どれだけ楽しみにしていた環境であっても
慣れるまでは”ストレス”を感じます。
身体がストレスを感じるということは
エネルギーをたくさん使うということです。


大人でもそうですが、
エネルギーが枯渇すると
アドレナリンがたくさん出て
身体が緊張します。


適度なアドレナリンは良いですが
過度なアドレナリンは、ギュッと力が入り
身体に負荷をかけるのです。


特に子供のうちは、
エネルギーの材料のストックがないので
エネルギーの枯渇を起こしやすいです。



エネルギーの枯渇が起きると
身体を壊してエネルギーを作り始めます。


目に見える症状としては

・朝起きるのがだるい
・やる気がない
・不安になりやすい
・お腹の調子を崩す
・落ち着きがない
・集中力の低下
・特に理由がないのに学校に行けない
・機嫌が悪い
・風邪をひきやすい
・アレルギーの悪化

etc


そして厄介なのは
この時期に感じる嫌なこと(ストレス)は
通常より対処しにくく
身体に染み付くことです。


エネルギーがたくさんあれば
ストレス耐性のキャパも上がります。
エネルギーが足りなければ
ストレスにも弱くなります。


さらに、エネルギーが枯渇しているもきは
とくに何かトラブルが起きているわけではないのに
身体が無意識に戦闘モードになっています。


そのため

常に何かが不安
何かに責められている
何かに追われている

こんな感覚にもなりやすいです。


そんな感覚のときに
“嫌なこと”を体験すると、防衛反応として
それが身体に強く染み付きます。


そのため、大人になっても
無意識にずっと戦闘モードになり
エネルギーを使いエネルギーの枯渇を
起こしやすくなります。



私が高校生になったころ
いわゆる進学校だったので、
入学当初から勉強が大変でした。


予習、復習も多く、
慣れない入学当初からテストばっかり。
友達関係もまだ不安定です。


どれだけ楽しみな新生活でも
やはり、身体にとってはストレスなのです。



4月はまだ頑張れました。
でも、5月GW明け、
朝起きるのが辛くて辛くて
学校に行きたくない…と思っていました。


今思えば、完全にエネルギーの枯渇です。
通常のエネルギー代謝ではなく
副腎に負荷をかけ、別のホルモンで
身体を壊してエネルギーを捻出していました。


そのため、なんとかなるけど、だるい。
些細なことが不安。
未来に希望が持てない。

そんな高校生活のスタートでした。


当時の携帯のアラームは
ケツメイシのサクラ。
私にとっては、今、聞いてもなお、
当時の身体の感覚が染み付いており
ギュッと苦しくなる懐メロです。


結局、私は忍耐力により乗り切りましたが
あのとき、きちんとケアできていれば
その後の勉強効率は違っただろうなぁと思います。


そして染みついた体の癖は、
今でこそ手放してますが
社会人になったときに
いろんな場面で顔をだし
無意識に、私を困らせてました。



では、当時、どうすれば良かったか?
今、新生活を迎えるお子さんを持つ
親御さんは何を気をつければよいか?


それは
エネルギーの枯渇を起こさせないこと。



最後に、そのためにできることを
3つご紹介します。



寝る前に、蜂蜜をひとすくい。
朝ごはんに、蜂蜜をひとすくい。


蜂蜜が苦手なら
寝る前に黒糖をひとかけ
朝ごはんに甘いフルーツ。



中高校生で部活の前や
小学生で夕飯前に、小腹が空くなら
黒糖や質の良い飴
小さめのおにぎりなどを
持たせるのもひとつです。

ここに少しタンパク質プラスできると
なお、よしですね。



入浴する
お風呂に入ることも大切です。

少し重力から解放されるあの感覚が
ストレスを軽減してくれます。

マグネシウムを入れてお風呂に入るのも
いいですね。ストレスリリースです。

入浴後は、スマホはなしで
早めにお布団へ。



心の問題と思っていることが
いつの間にか身体の反応として
染み付いてしまうことがあります。


そうなるとなかなか心のケアをしても
また再発する…という繰り返しになります。


暮らしの中でできるケアはたくさんあります。
ぜひ、トライできそうなものから
取り入れてみてくださいね。