食べ方で変わる〜スーパーで見つけた免疫系野菜は本当か?〜

こんばんは!
ハニーセラピストの橘ミサヲです。


少し久しぶりのブログになります。
ハワイ島から帰国して、すぐに引っ越しで
大変バタバタしておりました。


まだ荷解きの終わっていない荷物も多々ありますが、
一応、普通に暮らせるようになりました(笑)


今は引っ越し先の街で
商店街の小さなお店や、カフェ
スーパーをめぐるのが楽しいです。


オーガニックスーパーや
少し高級なスーパー
普通のスーパー
自然派食品の商店

いろいろあって面白いんです。



今日行った少し高級なスーパーは
置いてある野菜や果物の表示に
その効果の分類が書いてあるのです。


「免疫系野菜」
「免疫系果物」
「抗酸化系野菜」
「抗酸化系果物」
「デトックス系野菜」


みたいな感じです。
面白いですよね。



いろいろツッコミどころはありますが
今日はその、免疫系野菜について
お話ししたいと思います。


今日、私が買ったブロッコリー298円(笑)
これには、「免疫系野菜」の文字がありました。
他にも、キャベツなどの多くの緑の野菜に
“免疫系”の文字が。


免疫系野菜なので、おそらく免疫upとか
免疫機能をサポートする効果を謳いたいのでしょう。



しかし、それは本当でしょうか?

私は、食べ方によっては
ブロッコリーもキャベツもは
本当の意味での免疫upの野菜ではないと
思っています。



なぜなら、ブロッコリーなどの
ゴイドロゲン食材といわれるものは
エネルギー代謝を下げるためです。



ブロッコリーを例にあげますね。

一般的にブロッコリーが免疫機能を上げる
と言われる所以は、粘膜を健康に保つβ-カロテンや
免疫機能を整えるビタミンCや
DNA合成に関係する葉酸が含まれるからです。
確かに、そういう要素もあります。


しかし、ブロッコリーなどのゴイドロゲン食材は
ヨウ素の取り込みを阻害し、
甲状腺機能を低下させる働きがあります。


甲状腺機能は、エネルギーをうむための
エネルギー代謝において、重要です。
ゴイドロゲン食材を摂り過ぎると
エネルギー生産が下がります。


エネルギーがたくさんあれば
免疫細胞たちも元気に働けますが
エネルギーがなければ、
免疫もうまく機能しません。


エネルギーがなければ
免疫どころか体のすべてのお仕事が
うまく回らなくなります。



そのため、ゴイドロゲン食材である
ブロッコリーが免疫にいいか?と言われると
一概には言えないわけです。


ではブロッコリーは食べちゃダメなのか?
いえ、それも違います。


私がいつも言っている
〇〇は良い
〇〇は悪い
ではないということです。


このブロッコリーも、良い面もありますし
食べ方を工夫すれば
ゴイドロゲンによるマイナスを相殺できます。


そのひとつが
しっかり火を入れることです。


くたくたになるまで煮込むことで
このゴイドロゲンの影響を
減らすことができます。


生でたくさん食べると良い印象がありますが、
ゴイドロゲン食材は、エネルギー代謝を下げますし、
体を冷やします。


万人が、せっせとグリーン系の野菜ジュースや
生野菜のサラダで食べる必要はないということです。


これからとくに、気温が下がり
体が冷えて、代謝が下がる季節です。


野菜はなるべく火を入れて中庸にして食べましょう。
是非、そんな一工夫を取り入れてみてくださいね!



今日、改めて世の中
〇〇が良い
〇〇が悪い
に振り回されているなぁと感じました。


本当に大切なのは
今の私にとってどうか?
というという視点なんですけどねぇ。



さてさて今日はこの辺で。
肌寒くなってきましたね。
あったかくして寝ましょうね!!

おやすみなさーい!