自分から発せられる声に敏感であれ〜耳が聞こえなくなった理由〜
自分から発せられる声を
どのくらい聞いてあげている?
ココロもカラダも日々
分かりやすく声を出している。
私がそれに気づいたのは
恥ずかしながら20代後半。
ココロの声には20代前半までは
わりかし素直で
カラダの声はあまり意識しなかった。
でも、20代後半は
そのどちらも気にしざる得なくなった。
素直に聞いていた
ココロの声に蓋をして
当たり前に動いていたカラダが
動かなくなったから。
当たり前に聞こえていた耳が
ある日、音割れして聞こえなくなった。
耳が聞こえないことが
こんなにストレスだとは
経験して、初めてわかった。
このまま、
ずっと聞こえなかったらどうしよう。
不安から、医師に言われるまま
薬を選択した。
なぜ聞こえなくなったのかを聞いても
「ストレスですね。
若い女性に多いんですよ。」
と言われて、終わり。
ストレスと言っても
その中身は様々だ。
精神的ストレスから
物理的ストレスまで。
でも、あの頃は
精神的ストレスと疲れかなー
と思う程度で
ストレスが、
どういうメカニズムで
その不調をきたすのか
考えることをしなかった。
根本原因を取り除こうと
アプローチすることなく
付け焼き刃の対処療法で
処理したのだ。
本当はにやるべきことは
薬を飲んで、仕事に行くことではなく
ココロとカラダの声を聞き
ストレスの原因を取り除くことだった。
仕事での身体的ストレス
プライベートでの精神ストレス
食事やお酒による体への負荷
今思うだけでも、
カラダが重くなるストレスだ。
それらをすべて無視して
私は薬だけを選択した。
もちろん、耳は聞こえるようになった。
けれど、そのあと
同じ不調と他の不調を繰り返すこととなった。
なぜ耳が聞こえなくなったのか?
この問いに対し、答えはたくさんある。
でも、1番的確な答えがある。
それは
\止まって/
というカラダからのSOS。
耳というのは、私たちが
行動するときに欠かせない体の一部。
耳が聞こえなければ、
動きにくいし、出かけにくい。
耳には三半規管があり
平衡感覚を司っている。
ココが弱れば、めまいなどが起きて
動けなくなる。
だから、カラダは耳から
不調をきたすことでサインをだした。
ちょっとSTOP、動かないで
今、動けるほどのエネルギーないよ と。
行動をストップさせるには
耳が働かなくなればいいから。
カラダは間違えまない。
私という、このカラダを生かそうと
今のベストを選択する。
だから、耳が聞こえなくなり
安静にして、ちょっと休んで
という、サインを出してくれたのだ。
でも、当時の私はすぐに薬を飲み
症状に蓋をし、SOSを無視した。
症状を抑えて、
その日に出張にいき
2時間のプレゼンをした。
自分の声がほぼ聞こえてないのに。
疲れてるのにご飯つくったり
デートにしたり…。
キャンセルしたいと言い出せなくて…。
今なら、色々おかしいと!
とツッコミどころが満載だ。
でも当時の私は
今の私からは想像できないほど
他人の物差しを採用してた(笑)
そして、それに気づかないほど
心も体もバランスを崩していた。
今は絶対にやらない。
やれるわけがない。
こんなに愛おしい
宇宙のようなカラダを
無碍に扱うことはできない。
カラダの仕組みや
自然界の仕組みを知り
体感したから。
自分の気持ちに蓋をしない。
自分の好きを選択する。
自分の心地よいを選択する。
だって
私が私であることが
まわりまわって誰かの幸せだと
分かっているから。
カラダが発するSOSを
どれだけ拾えているのだろう?
ココロの声を
どのくらい聞いてあげているだろう?
薬で蓋をしたり
誰かの物差しで蓋をすると
あとから、腐敗して
もっと大きな問題として
出てきちゃうから、
ココロやカラダの声には
都度、寄り添ってあげよう。
それは、SOSだけでなく
好き、楽しい!というポジティブも。
自分から発せられる声に
もっと敏感になろう。
ここ最近、忙しくて少し観察を
サボり気味だったので
自分への言葉として書きました。
季節の変わり目で
環境も変わることが多く
ストレスにかかりやすい時期です。
みなさんもココロとカラダの変化
よーく観察して自分の内側からの声を
聞いてあげてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。
おやすみなさい。