アサイーボウルはスーパーフード?〜栄養と陰陽から見る〜
こんばんは。
ハニーセラピストの橘ミサヲです。
今日は暖かい1日でしたね〜
今週はずっと
あったかいようなので嬉しいです。
いよいよ、春本番ですね。
さてさて今日は
宮古島のホテル朝食でみつけた
アサイーボウルのお話をします。
アサイーボウル、
一時期、流行りましたよね。
美容にいい!健康にいい!
スーパーフードだと。
果たして本当でしょうか?
私は、アサイーボウルは
スーパーフードか?
という問いに対しては
NOと答えます。
健康に良いと思って
毎日食べるのはオススメしません。
なぜなら、
体を冷やすからです。
体を冷やすメカニズムを
栄養の点と陰陽の点の2つから
見ていきましょう。
まずは栄養から。
アサイーには、美容に良いとされます。
理由は
・肌荒れ防止に効果的なビタミンB群
・コラーゲンの生成に欠かせないビタミンC
・ホルモンバランスを整えるビタミンE
・抗酸化作用のポリフェノール
・必須脂肪酸のαリノレン酸やオレイン酸
etc
などが含まれているため
と巷では言われています。
たしかに体にとってはビタミン類は必要です。
特にビタミンB群は、あらゆる代謝に
必要なので、意識したいところですね。
脂肪酸も、体を作る構成要素なので
必要なものです。
しかし、αリノレン酸は
多価不飽和脂肪酸と呼ばれる
非常に酸化しやすい油です。
オレイン酸も
一価不飽和脂肪酸なので
酸化します。
どちらも分子構造を見れば
明らかです。
体内において、酸化した油は
炎症のゴミになります。
さらに、αリノレン酸はオメガ3系の油で
糖の代謝を邪魔します。
糖がエネルギーに変わる工場を
邪魔するのです。
エネルギーが作られないので体は冷えます。
ゴミが溜まるので、
体には負荷がかかってしまいます。
さらに、ポリフェノールの抗酸化。
これも曲者で、抗酸化しすぎると
体が冷えていきます。
良い悪いではありません。
いろんな栄養素のうちの一つであり
普段から摂る食事にも含まれます。
でも、それをわざわざ健康に良い
スーパーフードだと
取り上げて食べるのであれば、
一度、立ち止まってほしいのです。
必須脂肪酸は、体内で作られないから
必須脂肪酸です。
体内で作られないということは
たくさん無くて良いのです。
少しで良い。
抗酸化物質も適度で良いんです。
たくさんあったら、化学反応が
スムーズに起きなくなります。
一方向からではなく
多角的に、広い視野で
見てほしいなぁと思うのです。
では、アサイーボウルを
陰陽の視点で見てみましょう。
陰陽をわかりやすく色分けするならば
陰は青や紫
陽は赤やオレンジ
アサイーボウルの色は、紫です。
陰のエネルギーが強い食べ物です。
陰陽は、綺麗にキッパリ
分けれるわけではありません。
その人それぞれにとっての陰陽
その時々とっての陰陽
といったように、少しずつ変わります。
でも、陰陽どちらか?というと
アサイーボウルは、陰よりです。
体を活性させるよりも
不活性、冷やしていく食べ物になります。
アサイーボウルはハワイの食べ物ですね。
ハワイのあの温暖な気候だから良いのです。
日本で夏ならばまだしも
それ以外の季節に食べるのは
明らかに体を冷やします。
体質にもよります。
活性の体質ならば
ブースターとなって
体をあたためることもできます。
しかし不活性よりの体質の人が
食べても、体を冷やすだけです。
私は不活性によりやすい体質なので
毎日食べたるべきじゃないのは明らかです。
宮古島で、朝食にアサイーボウル食べたら
やっぱり冷える体感がありました。
こんなふうにアサイーボウル
ひとつとったって
みんなに共通して
“スーパー”なわけではありません。
良い悪いではありません。
今のあなたにとってどうか?
それを教えてくれるのは、体感です。
是非、全体を見れる力と
体の声を聞く力を
つけていきたいものですね。
それでは今日はこの辺で。
おやすみなさい。