幸せをゴールに置かない〜道中、道草を楽しもう〜
いつからだろうか。
幸せをゴールに置きがちになったのは。
営業時代の数字?
大学受験?
思い出せないけれど
大人になって、ふと気がつくと
幸せを、ゴールに置いて
“今”の幸せを観ない癖がついていた。
○○になったら幸せ
○○できたら幸せ
それ、ほんとう?
どうせまた、ゴールが見えたら
別のゴールを設定するんだよ。
営業の売り上げ目標と同じじゃないか。
私は社会人になって5年間
仕事もプライベートも
そうやって走ってきた。
気がつくと
心も体も悲鳴を上げていた。
上だけをみていると
目の前や途中にある
大切なものを
見失ってしまうんだと気づいた。
学生で部活やよさこいをしていた頃は
放課後の練習や
練習後の友達との何気ない会話
大会に向けての会議
振り付けや衣装づくり
何気ない日常が楽しかった。
スポットライトを浴びて
たくさん拍手と歓声を受けながら踊る
本番の舞台も特別だけれど
それまでの過程も”特別”。
今もなお、色褪せることなく、
鮮明に思い出される。
“今”は経験できない 宝物だ。
それは、苦しみ悩んだものも同じ。
体質改善を始めた当初は
早く、治したかった。
ゴールばかりみていた。
不安だった。
でも、その感情を感じたおかげで
今、同じ渦中にいる人の気持ちが分かる。
どうすれば、渦中を抜け出せるかを
アドバイスすることができる。
頂上にたどり着くことだけに、
価値があるわけじゃない。
頑張った、努力した、その先だけに
幸せがあるのではない。
狭い視野でゴールだけを見ているから
苦しくなる。
今ある幸せを無視するから
いつまで経っても幸せになれない。
“今”の幸せに責任を持とう。
“今”のその感情は、
“今”しか感じられないのだから。
あるもの探しをしてみませんか?
ないもの ではなく あるもの
に目を向けてみる。
朝起きて、太陽が昇ること
おはようと言える人がいること
仕事があること
食べるものがあること
今を生きている体があること
スマホで遠くの人と連絡がとれること
体と向き合おうとしていること
パートナーシップと向き合おうとしてること
新しい何かを学んでいること、トライしてること
etc
たくさんもってるものがある。
“今ある幸せ”に責任を持つ。
その今を積み重ねたら
未来も幸せだよ。
幸せを、未来に置くのではなく
携えて進もう。
この考えを取り入れたら
仕事もプライベートも悩むことは減って、
ホッと安心する時間が増えた。
幸せだなぁと思う時間も増えた。
軽やかに進んでいる感覚も増えた。
そして
散歩が好きになったよ。
ゆっくり、私のペースで、
いろんな景色をみながら
五感を働かせながら歩く。
今の私に必要な時間。
幸せを携えながら、
一歩ずつ前へ進む。
気がつくと、自然と
たどりついている。
そんな感覚。
あるもの探しをしよう。
そして、道中を楽しもう。
たまには道草したっていいよね。
欲しいものより大切なものが
見つかったりするかもしれないよ。
それでは、今日はこの辺で。
私は飛行機疲れなので、帰って
はちみつをたべて、
マグネシウムたっぷりのお風呂に入り
早く寝ます♡♡